Berryz工房「6th 雄叫びアルバム」

カラフルなのはジャケットだけじゃない

シングル曲が7曲、アルバム新録曲が5曲。ハロのアルバムでは珍しくないことですが
収録曲の大半をすでに既出曲が占めるという内容。
これで新録曲の出来がイマイチなどということになったら寂しいことになったのでしょうが、
幸いなことに「愛には 愛でしょ」以外はなかなかの仕上がりになっていて、
結果的にはそれなりの満足感を得られるアルバムになっていると思います。

個人的ベストトラックは「君の友達」。せつな系ドラムンベースといった感じでしょうか。
もどかしい男子の恋心をベリーズが歌います。
Bメロの桃子→雅と続くところで二人とも、切ないとても綺麗な声を出していて、サビに向けて気分を盛り上げてくれます。
間奏で梨沙子のコミカルなセリフが入りますが、これがあることによって
男子の情けなさみたいな歌詞の世界観がより強調され、ただ切ないだけではない、
いい「味」をこの曲に染み込ませることに成功しているのではないでしょうか。
素晴らしいです。

「グランドでも廊下でも目立つ君」も相当いいです。YMOテクノポップ歌謡ですね。
曲じたいのクオリティも素晴らしいですが、なにより熊井ちゃんの魅力が炸裂しています。
1コーラス歌いきるので、長い時間熊井ちゃんの歌を聞けますが、
笑っちゃおうよボーイフレンドの時からまったく変わらない可愛らしさをキープしているのが、
うれしいかぎりです。胸がキュンキュンします。
見た目はどんどんとんでもない美人さんになっていくのに、歌唱はアイドル的な萌え要素をただよわせ続ける熊井ちゃん。
わざとらしさのないナチュラルな雰囲気も好感持てます。素敵です。
熊井ちゃんのことばっか書いてますが、まあさも頑張ってます。

「ヤキモチをください」はグラムロックとアイドルポップの融合といった感じ。
個人的にはこの曲に桃子を起用してほしかったかな。
「希望の夜」は壮大なバラード。いい曲です。
「愛には愛でしょ」は不倫?を匂わすような歌詞にドキリとします。

といった具合に、個性的な曲がならんだこのアルバム。
楽曲の多様さというてんでは、1stに通じるものがあるのかなと思いました。
シングル曲も、こうしてあらためて並べてみると音楽的な部分での方向性はどれもてんでバラバラですねw
この脈略のなさがベリーズということなのでしょうかね。
まあなにはともあれツアーが楽しみです。