℃-ute「超WONDERFUL!」レビュー。

いまさらやめてよショック!ショック!かもしれませんが書くと、
2009年梅かんなが相次いで脱退し、℃ヲタたちの折れかかっている心にトドメを刺すかのように、
他メンバックダンサー化、愛理ソロが打ち出された「SHOCK!」は、5人体制になっても力を合わせていこうという
グループやファンたちの結束さえも揺るがしかねない愚作、駄曲でした。
ついでリリースされたショッキング5もお寒い内容で、とにかく2010年初頭の℃には、はっきりと停滞ムードが漂っていた・・・。
それを思えば、よくぞここまで立て直してくれた!と熱い感動に涙が出そうになるくらい
超WONDERFUL!は勢いと情熱に溢れた傑作でした!
今ならSHOCK!も、あんな時代もあったねぇ(シミジミ)と遠い目しながら聞けるってもんよ!


停滞していたムードを一気に吹き飛ばしのが、勢い溢れる痛快な一曲「Danceでバコーン!」です。
ハロプロ楽曲大賞で1位に選ばれるほどファンからも支持される傑作。
音楽的な強度、デジタルガレージロックとでもいえそうな作風の新鮮さと華やかさ。素晴らしい。
それになにより2番のサビが後列の3人にまかされているという点。
SHOCK!で存在意義がさらに希薄になってしまったと嘆いていたような彼女たちのファンがいたならば、そのモヤモヤも吹き飛ばしたでしょうし、
なによりこれによって℃の「チーム感」を取り戻したということがなにより大きいと思います。
なっきーもマイマイさんもかわいらしい素晴らしい声をしているし、岡井ちゃんの歌唱力の飛躍も目覚しいものがあります。
彼女たちの声が楽曲にちゃんと躍動感をあたえてるのだからどんどん歌わせるべきなのです。
そうすればチームとして℃はもっと強くなるってもんです。


Danceでバコーン!以降完全に勢いを取り戻た今の℃-uteは、超占イトで素晴らしいパフォーマンスを見せ、岡井ちゃんの踊ってみたがブレイクし、
愛理舞美の映画出演が決まりと、グループとしても個人としてもまさにイケイケアゲアゲ状態といったところ。
新しいアルバム、超WONDERFUL!はそんなグループの勢いを反映させたかのようにイケイケアゲアゲな内容となりました。


とにかくこのアルバムは派手、派手、℃派手。バックトラックのギターもシンセもドラムも派手で過剰なフレーズが並び、
メロディーも暑苦しく、歌詞のテンションも高い!(めちゃ鼻水!!!ワロスw)
最近のJ-POPにありがちな、洋楽的というか、スタイリッシュなものがかっこいいという価値観とは真逆にある作品なのです。
僕はこのとんでもない熱いムードとパワーに圧倒されてしまいました・・・。
これをダサいと思う人がいるかもしれないですが、僕はとんでもなくかっこいいと思いますし、この姿勢を支持したい。
特に前半の、このなんともいえない高揚感たまんねぇじゃないですかー!


個々の収録曲では、なっきーの萌え萌え歌唱が炸裂したアイドルロックの珍品にしてライブで盛り上がり必至の「いざ進め!steady go!」、
筒美京平風メロディーとサビ最後の愛理ファルセットがなんともいえない気品を漂わす「ルルルルル」(高橋輸一アレンジ!)、
せつな系直球アイドルソングなサビ〜ディスコファンクな間奏〜70年代フォーク、歌謡曲的なAメロと面白い構成、展開をみせる、
マイマイさんフィーチャーの「サークル」あたりが個人的にはお気に入りです。
このアルバムを引っさげてのツアーは楽しみです。早く見たいですね。


とまぁイケイケアゲアゲムードの℃-uteですが、残念ながらまだまだ世間の皆様にはこの熱さが伝わりきっていないというのが現状でしょう。
しかしやり続けることが肝心。個々の活動、メディア露出と相まって℃-uteが広く浸透し、いつか世間に風穴を開けてくれることを期待しています。
頑張ってほしいですね。では最後にこの言葉を℃-uteの皆さんに送ります。


力を合わせて行くぜ!奇跡が起こるぜ Steady go!
いざ進め!進め!進め!突っ込め!