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森高カバー路線とは何だったのか・・・。つばきファクトリーメジャーデビューシングル!

1年10ヶ月という長いインディーズ期間を経てついに、つばきファクトリーメジャーデビューしました。
個人的にリーダーのりこりここと山岸理子ちゃんは研修生に入ってきたときから今まで、その成長ぶりを目の当たりにし続けてきたそれなりに思い入れの深いメンバーだったりするので感慨深いものがあります。めでたい!
先にデビューしたこぶしファクトリーに比べると、どちらかというとおとなしいというかほんわかしたメンバーが多いのかなという印象ですね。(岸本ゆめのちゃんだけはガツガツしてるかな?)
イベント時の楽屋の様子を生中継するLINE LIVEの映像を見ていても、放送開始時にまず1列に整列してひとりづつ自己紹介をしてから始めるという真面目ぶりを見せていたり。
とにかくわちゃわちゃとしていて騒がしいこぶしファクトリーとの個性の違いが早くもはっきりと現れていて面白いですね(笑)
デビューシングルのリリースインストアイベントも良い評判が広がり各地で大盛況だったようで喜ばしいことです。

メジャーデビューシングル曲のひとつ『初恋サンライズ』は、ハロコンで披露されるやいなやハロヲタ内で好評価の声が多数上がり、つばきファクトリーの良い評判を広めるひとつの要因になった楽曲です。
勢い溢れるアップテンポなマイナー調メロディの歌謡ダンスナンバーで、歌詞は一歩先へ踏み出そうとする女の子の恋心を綴ったもの。℃-ute都会っ子純情』やスマイレージ夢見る15歳』などの、つんくワークスを彷彿とさせる「いかにもハロプロっぽい」と思わせる楽曲です。
この曲につんくさんは関わってないんですが。(作詞 井筒日美 作曲 山田祐輔 編曲 近藤圭一)
そういう意味でこの曲がハロヲタ内で評価が高いというはなんとなく分かる気がします。
サビ前の台詞などヲタク的に「アガる」要素もありますしね。個人的にはこの曲調に新鮮味をあまり感じないなぁという感じでそこまで好きというわけでもないんですが・・・。
しかし、『青春まんまんなか』~『気高く咲き誇れ』とインディーズのときから続くエレクトロなダンス歌謡路線という流れがあって、そこの積み重ねの成果みたいな物を、特にメンバーの自信たっぷりに見えるパフォーマンスなどからちゃんと感じ取れるのでそこは良いなと思います!

つんくが作詞作曲を手掛けた『Just Try!』も先に上げた、エレクトロなダンス歌謡路線の流れを汲んだ曲でしょう。
モーニング娘。でやっていた斬新なつんく流EDMがつばきに回ってきました。
自分は断然こっちが好きなんですよね。
無機質で淡々としていながらも、それでいて内なる炎をメラメラと燃やしているような佇まいがクールでかっこいい。サビらしいサビのないメロディー、どっしりとしたビートと隙間の多いトラックとアイドルのデビュー曲としてはちょっと異例かなとも思える「攻めた」作りになっています。
便宜上つんく流EDMをEDMとジャンル的に定義をしてますが、世間一般で言われているEDMのスタイルとはかけ離れた曲に仕上がることが多く、その誰にも真似できない独自性はもはやアートの領域まで来てるといったら言いすぎでしょうか。ここらへんはいつかまとめて色々書けたらいいなと思ってます。

そして残るもう1曲『うるわしのカメリア』は、チャールストンの頃まで遡る古い時代のジャズを彷彿とさせるかわいらしいナンバー。
曲開始から最初のサビ前までモノラルサウンドというところなんか何気にこれも「攻めた」作りになっているし、待望のかわいい系統のオリジナル楽曲でつばきのメンバーに似合わないはずもなくちゃんと魅力も出ていて悪くない。悪くないのですが・・・。
いまいち自分がこの曲にノレないのは何故でしょう?
やはり思うのはカントリーガールズのオールディーズ、レトロ路線と路線が被ってるじゃん!ということです。そこが引っかかる。
厳密に考えれば、カントリーガールズがやってる曲の時代よりもさらに古い時代のものなので違うとも言えます。
しかし、作編曲がカントリーガールズのオールディーズ路線楽曲のメインクリエイターともいえる加藤裕介氏だと言うことから考えても、最初から同じような路線で行こうということが念頭にあったと思われても仕方ないところでしょう。
カントリーガールズのオールディーズ路線が好評とはいえ、それをつばきファクトリーにも当てはめようというのは少し安易な考えではないですかね。
つばきファクトリーがやるべきかわいい系統の楽曲の雰囲気としてもっとふさわしい物があるという気がします。
エレクトロなダンスナンバー路線と共に、インディーズ時代にもうひとつの軸としてあったのが森高千里カバー路線です。
自分はあの2曲が醸し出していたムードが、つばきファクトリーのメンバーにとても似合っていたと思うのです。
かわいらしい曲だけど、どこか洗練された大人っぽさがあるあの雰囲気が。
けして森高のカバーをやり続けろという意味ではなく、あの雰囲気に近いものが良いのではないかということです。
新メンバーの秋山真緒ちゃんや小野田紗栞ちゃんのイメージに引っ張られたのかもしれないですが、誤解を怖れず言うなら『うるわしのカメリア』はちょっと子供っぽすぎるかなと思います。もう少し年齢高め、ハイティーンの女の子を想定したほうが良いのかなと。それこそ初期メンバー6人のイメージですよね。どうでしょうか?
児玉雨子さんの古い時代の仮名遣いを使用した歌詞は凄く良いですね。
ジャケットやMVでの大正浪漫な袴衣装といい、つばきでもこぶしと同じような古風さみたいなものを表現したいっていう意図を感じさせます。
そういうことなら古い時代のジャズっていう選択もわからなくもないですが。
とはいえやはり最近はカントリーガールズが本来ならこぶしがやるべきであろうロック曲をやったり、つばきでオールディーズ、レトロ路線をやったりと各グループの路線、独自性が曖昧になってきてるのは懸念材料なので、ここはしっかり指摘おきたいところです。
まぁ次に期待ということで!