これがさんみゅ~の生きる道。「桜色プロミス/風のミラージュ」

約1年ぶりのリリースとなるさんみゅ~のニューシングル。長い間待ったかいがあった!と言える傑作になりました!
『桜色プロミス』『風のミラージュ』それぞれベクトルの違う曲ではありますが、両曲とも自分の中での2017年ベストアイドルソングの有力な候補だと断言いたします!

どちらも完成度が非常に高い。

『桜色プロミス』はアイドルソングでしか味わえない幸せな高揚感が全編に溢れた、それでいて上品な佇まいを持つ王道的恋愛ソングです。
かわいい曲ですが、メンバーの成長にちゃんと合わせて洗練された大人っぽい雰囲気を出せているのが良いですね。
Aメロのソロ→ユニゾンコーラスの掛け合いが醸し出すちょっと懐かしいレトロな雰囲気なんかさんみゅ~らしい所かなぁと。
今っぽさとレトロ感の絶妙なブレンドが凄く上手くいってると思います。


『風のミラージュ』は桜色プロミスから一転して、恋人を失った喪失感を切なく歌いあげた、胸を締めつけられる名曲です。
編曲を担当したのはももクロやバニラビーンズでの仕事で知られる大隈知宇氏ですがこの曲でも良い仕事してます。
まず冒頭のシンセソロが音もフレーズもほんとに良い!もうここだけで名曲の雰囲気がプンプン。
生演奏によるオケの音の温かみ、歌に寄り添う感じがさんみゅ~メンバーの歌声と合うこと。
メロディも良いですね。
サビの「恋は この恋は ずっと片想い」のところの歌声が折り重なって重層的になるところが素晴らしいです。


あと桜色プロミス、風のミラージュ両曲ともCメロから落ちサビへのソロパートのリレーが凄くエモーショナル。
メンバーそれぞれの持ち場の割り振りに、こうでなければならない!っていう説得力がちゃんとあるんですよね 。
桜色プロミスは一聴するとただ単純にキリのよいとこで区切って順番に並べてるだけのように聞こえますが、それさえもこうでなければならない!って聞こえてくるから不思議です。
そういうパート割りの妙みたいなものもちゃんと考えられてるんでしょう。素晴らしい!


あともう一曲、TYPE-Bに収録されている、空間的な広がりにスケールの大きさを感じさせる『VOICE』も良いです!


ケレンミのないストレートな楽曲を実直に歌っていく。
それがさんみゅ~の生きる道であり、良いところなんじゃないかなぁと思っております。
今回のシングルでもその良さがちゃんと出ていて嬉しいところです。
メンバーの「歌う」ということに対する誠実な姿勢が自分はほんとに好きだし、推せる!って思うところなんですよね。
どうせならさんみゅ~これからも末長く続いていってほしいものです!