なんちゅうブログ書いてるぅ YOU KNOW?

Hello!Projectを中心にアイドルソング、ガールズポップ、J-POPについての感想など書きます。

「Berryz工房フェスティバル〜ようこそ雄叫びランドへ〜」

チームBerryz工房!いくべ!

雄叫びランドのアトラクション楽しかった!
まず雄叫びランドにたどり着くまでにいろいろとお楽しみがw
京王よみうり駅からよみうりランドまでをつなぐゴンドラ。
思いのほか怖かったw
後ろの座席に女の子ふたり組みが乗っててキャーキャー騒いでたのを聞いて
はい、妄想モードに突入です。桃子とゴンドラに乗ってる妄想です。
怖い怖いと騒ぎながら俺の腕につかまる桃子・・・・・。怖いのを我慢して強がる俺を見透かして
半べそかきながら、上目使いで一言。
桃子「ほんとはこわいくせにいいいい!」
ああああああ桃子とデートしてえええ。


はい。ということでイベントの中身、コンサート部分について。
まず最初の感想としてBerryz工房のチームとしての強さを、
改めて見せ付けられるような曲構成になっていたと思います。
スッペシャルOP→ハピネス→ライバル。という出だしの流れも春の陽気にマッチしていて、
非常に高揚感があってよかったのですが、これから先の構成がよくできていました。
全員のソロがありましたが、ここであらためてメンバーそれぞれの個性をじっくり鑑賞、観察する。
そして、ああこんなにも個性的なメンバーがそろってるんだなと、確認させられる。
間に新曲挟みましたが、全員曲の君の友達と希望の夜はやらずに、メンバー分割曲だけやる。
ここまでくると意図的にやってるとしか思えない構成です。
ここで、みんな思ったはず。「7人そろったBerryz工房が見たい!」
そんな欲求が高まったとこで、満を持して7人そろったBerryz工房登場!
抱きしめて抱きしめてのイントロが鳴り出したときのワクワク感たら!
そこから先は現在のベリの必殺ナンバー連発。叩きこまれてK.Oです。
そして最後はちゃんと友達は友達なんだで、多幸感に包んでくれました。
意図的だったか、偶然だったか、つんくPの仕掛けなのか、メンバー主導によるものなのかはわからないですが
完璧な構成だったとおもいます。素晴らしかったです。
この調子でツアーも期待しちゃっていいんでしょうかね?

握手会について。
メンバーにとっては、かなり過酷な握手会でしたがみんながんばってましたね。
印象的だったのは千奈美ですね。最初の登場からかなりハイテンションでしたw
握手したときもあの太陽のような笑顔をくれました。なんか変わりましたよね彼女。
前向き前向き言ってた効果が出てきたんでしょうか?
休憩から戻ってくるときの梨沙子の小走りがかわいかった。
握手のときは相変わらずな感じでしたがw
そして肝心の桃子。
今回は余計なことは言わないでおこうと決めてました。
首を傾けながら、とっても素敵な笑顔を今回ももらいました。
もうそれだけで幸せです。会話はまた次の機会にチャレンジってことで。


追記。メンバー全員のソロは、℃-uteのよみうりイベ時にもやったらしいですね。
ということはあんまり深い意味はなさそう。

Berryz工房「6th 雄叫びアルバム」

カラフルなのはジャケットだけじゃない

シングル曲が7曲、アルバム新録曲が5曲。ハロのアルバムでは珍しくないことですが
収録曲の大半をすでに既出曲が占めるという内容。
これで新録曲の出来がイマイチなどということになったら寂しいことになったのでしょうが、
幸いなことに「愛には 愛でしょ」以外はなかなかの仕上がりになっていて、
結果的にはそれなりの満足感を得られるアルバムになっていると思います。

個人的ベストトラックは「君の友達」。せつな系ドラムンベースといった感じでしょうか。
もどかしい男子の恋心をベリーズが歌います。
Bメロの桃子→雅と続くところで二人とも、切ないとても綺麗な声を出していて、サビに向けて気分を盛り上げてくれます。
間奏で梨沙子のコミカルなセリフが入りますが、これがあることによって
男子の情けなさみたいな歌詞の世界観がより強調され、ただ切ないだけではない、
いい「味」をこの曲に染み込ませることに成功しているのではないでしょうか。
素晴らしいです。

「グランドでも廊下でも目立つ君」も相当いいです。YMOテクノポップ歌謡ですね。
曲じたいのクオリティも素晴らしいですが、なにより熊井ちゃんの魅力が炸裂しています。
1コーラス歌いきるので、長い時間熊井ちゃんの歌を聞けますが、
笑っちゃおうよボーイフレンドの時からまったく変わらない可愛らしさをキープしているのが、
うれしいかぎりです。胸がキュンキュンします。
見た目はどんどんとんでもない美人さんになっていくのに、歌唱はアイドル的な萌え要素をただよわせ続ける熊井ちゃん。
わざとらしさのないナチュラルな雰囲気も好感持てます。素敵です。
熊井ちゃんのことばっか書いてますが、まあさも頑張ってます。

「ヤキモチをください」はグラムロックとアイドルポップの融合といった感じ。
個人的にはこの曲に桃子を起用してほしかったかな。
「希望の夜」は壮大なバラード。いい曲です。
「愛には愛でしょ」は不倫?を匂わすような歌詞にドキリとします。

といった具合に、個性的な曲がならんだこのアルバム。
楽曲の多様さというてんでは、1stに通じるものがあるのかなと思いました。
シングル曲も、こうしてあらためて並べてみると音楽的な部分での方向性はどれもてんでバラバラですねw
この脈略のなさがベリーズということなのでしょうかね。
まあなにはともあれツアーが楽しみです。

モーニング娘。「10 MY ME」

涙ッチてなんなんだあああ(涙)

はい。このアルバム結構好きです。一曲一曲のクオリティは、
神曲!というレベルの物はないけれど、全曲それなりの良曲に仕上がってるし、個人的には久々の、
それこそ「いきまっしょい!」以来の捨て曲なしアルバムとして
最初からラストまでトラックを飛ばさずに聞いています。

Do it nowから始まり、泣いちゃうかもで極まった、安っぽい打ち込みR&Bから解き放たれたということがまず画期的です。
そういう曲が一曲もないんです!安易にユーロビートに逃げてる曲もない。これどっかで聞いたことあるわ的な曲がないんです。
まぁしいていえば、「大きい瞳」がどっかで聞いたことあるぞ感が少し漂ってますが。でも少しです!w
ストリングス、バイオリン、アコーステックギターなどを意識的に使うことによって、
曲にエモーショナルな生命力を与えることに成功しています。
たとえば「元気ピカッピカッ」は打ち込み主体の曲ですが、間奏に生のバイオリンソロをいれたおかげで
ただの元気な前向きソングでは味わえない余韻を残してくれます。

もちろん生楽器の入らない曲もあります。
オープニングを飾る「Moonlight Night」。前作のSONGSを進化させような曲。
僕は<オリエンタルエレクトロオペラ歌謡>と名付けました(笑)
かっこいい曲です。
突き放したようなソリッドなメロディー。Bメロのオペラ調になるのが娘。流エレクトロという所でしょうか。

そして涙ッチ。しっとりとしたA、Bメロからサビでテンポアップするロックナンバー。
わりとありがちな展開の曲ですが、切迫感と勢いのある熱い曲。これがいい!
この曲に代表されるように、シングルの「気まぐれプリンセス」「女が目立ってなぜいけない」も含め
アルバム前半は特に熱いムードがみなっぎっていて素晴らしいです。
これにリゾナントブルー級の神曲が一曲でも入っていれば、名盤誕生!となるところでしたが、
そうはうまくいきませんねw

いやはやなんだかんだいって10枚もアルバムだすなんてたいしたもんです。
こんなすてきなアルバムを届けてくれるなんて、そんなことは一時期あきらめてましたから、
うれしいもんですね。
で、涙ッチってなに?w

Berryz工房「雄叫びボーイWAO!/友達は友達なんだ!」

インパクトと感動。絶妙なパッケージングのNEWベリーズワールド

記念すべき第一回目のテーマは、僕の今もっとも好きなアイドルグループ、Berryz工房ではじめさせてもらいます。
もともとこのブログを始めたのは、ツイッターに書き散らかしたものをまとめてみたいというところから来ています。
興味のある方は、@bossykykで探してみてください。

さてさて本題です。今回のベリのNEWシングルは、青春バスガイド/ライバルから続く、
イナズマイレブンのエンディング曲>と<女子共感系ソング>というパッケージングの両A面シングルの第三弾目ということになりますね。
まずは2009年のベリを振り返るとこから。

ジンギスカンとモンキーダンスのファンキーお馬鹿ダンスミュージック路線は黄金期のモーニング娘。を彷彿とさせるお祭り感で、
楽しくてかわいい新鮮な魅力を発していて、意外にもその路線の適正がベリにあるということがわかってきました。
この調子でグイグイ行くかと思いきや、しかしその路線は2009年ベストアルバム発売以降、いったん途絶えてしまいます。
「抱きしめて抱きしめて」は非常にベタなトランス、「青春バスガイド」は歌謡ロックと、今更感が漂う音楽的にも聞き所のない、
一言で言えばつまらない曲になっていたと思います。
せっかくどこにもいない、強烈な個性をもったアイドルグループになれる!と思っていた自分は、
「こんなの後退以外の何ものでもない!寺田けしからん!反省汁!」と一人怒り狂ってましたw
とはいえ、「そのすべての愛に」は、コンサートツアーを感動的に締めくくったし、「ライバル」は、コンサートには欠かせない
定番曲になりヲタに多幸感をもたらしたりと、まったく実りが無かったわけではないですけどね。
2009年最後になってようやく、ダンスマンアレンジでディスコ!流星ボーイがきたときは、やっぱりこれでしょ!と
うれしくなりましたね。

ようやくNEWシングル。
今回の雄叫びボーイ「いよいよベリ始まったな!ニヤリ」というくらい強烈な個性を放ってます!
アレンジは初登場のオダクラユウ氏。正直いえば、アレンジに関しては不満がたくさんあります。
ギターの工夫のない安易なフレーズとかしょぼいドラムの音。盛り上がりに欠けます。
じゃあこの曲を盛り上げている、よくしている要素は何か?
それは紛れも無く「ベリメンの熱い歌」でしょう!
レコーディングをやり直したらしいですが、寺田GJ!です。
つんくのメロも手癖感がなく、ちゃんと作ってあると思います。
とにかくベリメンの歌です。こういうふうに曲を自分たちで盛り上げられるパワーが彼女たちにはあります。
つんくがあえて、こういう路線をやらすのはそのパワーをちゃんと感じてるからでしょう。
そして与えられた「面白い系路線」を、真剣にやりとげる彼女たちの姿勢素晴らしいです。

一方の友達は友達なんだは、一転してさわやかなソウル風ナンバー。恋はひっぱりだこ高校生編とも言うべき曲。
ファンなら涙なしでは見れないPVといい、メンバーの絆のようなものを連想させる歌詞といい、
6周年の記念日を感動的なものにした偉い曲。曲のクオリティも文句なし。
雄叫びでシーンに強烈なインパクトを残そうとする攻撃性と、既存のオタを幸せにする友達。
すごくバランスのとれた、満足できるシングルになったと思います。
最後に一言。
今の路線が嫌だ、かわいい系がいいという方は他にいくらでもアイドルはいますからそっちに行けばいいと思います。
Berryz工房には、どこにもいない個性的グループになって欲しいです。
「面白い系路線」ツッ走って下さい!支持しますよ!