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つりビット2ndアルバム!「Blue Ocean Fishing Cruise」


【公式】つりビット『Get ready Get a chance』MV Full ver.

 

歌って踊って釣りもするアイドル、つりビット。

「釣り」というギミックがありながらも、デビュー以来一貫して正統派で王道なアイドル像を提示し続け、アイドル界での強固な存在感、認知度を築き上げてきました。

レーベルはインディーズ、メンバーの所属事務所も大手とはいえない中、浮き沈みの激しいアイドルシーンで2013年のデビューから4年間安定的な活動を続けていることは本当に凄いことだと思います。

メンバーのビジュアル含め、すべての面が非常にウェルメイドで安心して見ていられます。

つりビット現場には、メンバーのかわいい姿を静かにニヤニヤしながら眺めているヲタ、ライブで沸きたいヲタなどなど、幅広いタイプのヲタが集まってきますが、山下達郎カバー『踊ろよフィッシュ』のリリースをきっかけに、いわゆる楽曲派と呼ばれているヲタからも支持を集めているように思います。

そんな楽曲派の皆さんの期待を裏切らない良質なアルバムに今作もなっていると思います。

 

前作から比べて、メンバーの成長に合わせてなのか、本格派なサウンドの楽曲やしっとりと聴かせる楽曲など、少し大人な雰囲気の楽曲が増えているなという印象を持ちました。そうはいってもかわいらしさがベースにきちんとあるバランスのいい作りにどの楽曲もなっていて、さりげなく違和感のないモードチェンジで凄く良いなと思います。

ソロパートをリレーしていく曲も増えて、そこからメンバーの成長も感じさせてくれますね。

 

あとこのアルバム、構成、曲の並びが凄く良いと思いました。純粋なアルバムのための新曲は少なくて既発曲が多いのですが、曲の並びによって新しい輝きが各曲から感じられて新鮮に聴けました。既発曲だらけでも、こういう感覚を提示できるならアルバムを作る意味があるってもんです。

 

幕を開ける乾いたギターカッティングが爽快な、80年代初頭の山下達郎楽曲を彷彿とさせる洒落たリゾート感にあふれる表題曲『Blue Osean Fishing Cruise』

開放的でキラキラしたアップテンポな『裸足のマーメイド』

しっとりと切なく甘酸っぱいフィリーソウル風『渚でラテアート』

この冒頭3曲の流れが本当に美しいと思いました。

『渚でラテアート』はもともと好きな曲だったのですが、アルバムの流れで聴くと、エモさ、甘酸っぱさが5割増しくらいになってもうたまらないです。

3曲ともリゾート感があって、釣りがテーマなアイドルということで、海、潮風の匂いを歌詞や曲の雰囲気から感じさせてくれるというのも、つりビットの独自性を示せていて素晴らしいです。

 

その他の曲では、性急で勢いのあるフュージョンサウンドとユニークな歌詞の組み合わせが面白い『妄想フィッシング学園』

同じくフュージョンサウンドでありながら、都会的でお洒落なディスコ調、サビのラストにカタルシスのある『Get ready Get a chance』

松田聖子の80年代バラード、赤いスイートピーやSweet Memoriseの域に達している!と思わせてくれる『カモメペリカントーリー』

同じバラードでもリゾート感のある、甘酸っぱい『潮風日記』

モンキーズのデイドリームビリーバーをベースにしたポップでファンシーな『おさかな形キャンディー』(フィーチャーされた長谷川みーちゃんの歌声がはまりまくり!)

あたりが自分は好きですね。

そしてなによりどの曲もアイドルソングでしか味わえない魅力にあふれているのが良いですね。

 

メンバーの歌声もそれぞれの個性が序々に見えはじめてきたのがいいですね。

ナチュラルな中に大人っぽさを感じさせる竹内なっちゃん。さりげなく表現力を見せる小西あゆたん(歌手として可能性を感じさせます!)。溌剌なかわいらしさがある安藤さくちん。ファンシーで甘い長谷川みーちゃん、そしてちゃんあやこと聞間彩ちゃんは凄く独特の良い声で、まぁ推しへの贔屓目がかなりあるけど一番好きな歌声ですね。

みんなまだまだ成長していくことでしょう。

 

これからつりビットがどうなっていくのかほんとに楽しみですし、このアルバムでその未来への期待が高まりましたね。

見守りたいとおもいます!