なんちゅうブログ書いてるぅ YOU KNOW?

Hello!Projectを中心にアイドルソング、ガールズポップ、J-POPについての感想など書きます。

2019年上半期ナイスな日本のアイドルソング、アルバムまとめ

DEVIL NO ID『Devillmatic』(アルバム)

 

アイドルだからと手加減することないゴリゴリの本格派エレクトロサウンドの楽曲をデビュー以来ずっとぶれずにリリースしてきたDEVIL NO IDがついにフルアルバムをリリース!
これが期待通りの傑作でした!
上田剛士プロデュースのリードトラック『サバイバー』がハードコア感とポップ感が両立する、まんまの上田剛士サウンドなのですが、これがアイドルによく合うこと!
その他、不気味で不穏なトラックに乗せて【朝から晩まで勉強勉強】というフレーズを呪文、念仏のように繰り返す、攻めに攻めた怪曲『ジェネレーション反抗期』、神秘的な夜を表現したかのような美メロトランス『うしみつどき』、トロピカルなサウンドに沖縄出身グループらしく三線の音が絡む、ゆったりとしつつ壮大さを感じさせる『ユートピア』などがいいですね。

攻撃的だけじゃなく繊細さを見せてくれる中盤から終盤の展開にはハッとさせられました。
しかし個人的に一番グッときたのは、フレンチエレクトロ風なサウンドのディスコナンバー『PLAY GROUND』ですかね!
10代のメンバーだからこそ説得力を持って表現できる青臭い青春感、切迫感に溢れていて胸が熱くなります!本当に好きな曲です!

 

・ONE PIXCEL『Final Call』(シングル)

 

前作の『Girls Don't Cry』に続いて強い女感を全面に押し出した「かっこいい」ワンピクを表現したニューシングル。
今回もリミックス含めどの曲も抜かりなく強度の高い良作でした!
タイトル曲『Final Call』は意表をつくジャズファンクナンバー!いやしかしこれが本当にかっこいい!Red Velvetの『RBB』との同時代性みたいなものを少し感じたり…。
カップリングは『Girls Don't Cry』の流れを汲んだ歌モノEDMナンバー『Slow Motion』これも素晴らしいですね!
世界標準のエレクトロサウンドに、K-POPを思い起こせるタイミングで挿入されるラップ、J-POPらしいサビらしいサビを含む歌メロと曲構成。それらが違和感なく融合していて、「2019年のJ-POP」として理想的な形みたいなものを見せてもらったような気がします。さらにファンとしては、ラップやフェイクといったここぞ!というパートをそれぞれのメンバーがそれぞれに役割分担されてる雰囲気が、ワンピクのチーム感みたいなものを感じられて嬉しいところです!

 

predia『NAKED』(シングル)

6人体制になってからの初のシングル。
タイトル曲『NAKED』は人数が減ってパワーダウンするどころか、むしろさらに勢いと鋭さを増したかのような疾走感溢れる力強い雰囲気のナンバーで本当にかっこいい!それでいてprediaらしい歌謡感と大人な雰囲気もちゃんとあったりして。勢いのあるテンポの早い曲をやるアイドルはたくさんいますがprediaの楽曲でしか味わえない確かな雰囲気もきちんとあるのです!
カップリングの『花鳥風月-All beauty-』は壮大で優雅な雰囲気の和風ダンスナンバー。これもprediaでしか味わえないテイスト!
さらにもうひとつの『One More Starting』
はがらっと雰囲気が変わって洗練されたおしゃれなディスコナンバー。背中を押してくれるような、prediaが自分たち自身を鼓舞するかのようなポジティブな雰囲気に溢れていて良いですね!

 

ここからはちょっと早足で上半期に良いと思った曲たちを紹介。

みるきーこと渡辺美優紀ちゃんソロ作、つんく♂プロデュースの初期松浦亜弥を彷彿とさせる『夕暮れセンチメンタル』と開放的な雰囲気なサマーポップ『Cheek-tic-Cheek』が素晴らしい。貴重な王道ソロアイドル枠として頑張ってます!

 

王道ソロアイドル枠といえば、ちょっと変化球なアプローチですが頑張ってる、ゆっふぃーこと寺島由芙の『いい女をよろしく』も良い!おしゃれポップスとディスコテイストの昭和歌謡が融合し、さらに間奏ではサンバに展開するという曲構成が面白い!ウィスパー気味の歌唱も良い!
カップリングの『Last Cinderella』もオシャレで最高です。

 

Mellow Mellowのニューシングル『Dear my star』が捨て曲なしの傑作でした。ダフト・パンクを彷彿させるシンセリフで始まるアーバンなハウスナンバーのタイトル曲も良いですが、ぐっと渋く大人な雰囲気を見せた90年代R&Bテイストのカップリング曲『Hit Me Love』が最高です!メンバーの歌声もこういう曲のほうがより魅力が引き立つような…。

 

横浜のローカルアイドルnuanceのアルバム『town』も新鮮で良かったです!
ジャズ、フュージョンを下敷きにしつつ普通に収まらない独特な雰囲気な曲に、乃木坂46的なユニゾン歌唱が乗ったような雰囲気というか。オリジナリティ溢れすぎ!中でも『tomodachi』と『cosmo』の2曲が素晴らしい!アルバムにも収録されている先行シングル『タイムマジックロンリー』の動画を貼っておきます。

 

最後にハロプロ関連にも触れておきましょうかね。
まず、こぶしファクトリーハルウララ』と
Juice=Juiceの『微炭酸』の切なさがとても良いですね。特にハルウララは何度聴いても泣きそうになります!
アンジュルムのアルバム『輪廻転生』。アーバンなハウス『いとし いとしと Say My Heart』→ずっしりと重厚な雰囲気がかっこいい『もう一歩』→ヒャダインのケレンミが炸裂している『人生、すなわちパンタレイ』という中盤の流れがなかなか聞き応えあって良かったです!
モーニング娘。の『青春Night』も好きですね。
しかしやはりなんと言ってもPINK CRES.の『トーキョーコンフュージョン』 じゃないですかね!

世界各国の民族音楽を取り込んだ、雑多な要素てんこ盛りなエレクトロサウンドがカオスな怪曲。これが良い味を出してて最高です!ちょっと初期森高の2019年版的なアップフロント的系譜も少し感じたりしました。今までのPINK CRES.のイメージを裏切るような形で戸惑う所もあるにはありますが、しかしこれくらい振り切った攻めの姿勢見せられたらひれ伏すしかないと言うか…。いやはや恐れいりました!ハロプロ本体だけじゃなくピンクレも盛り上がってほしい!

 

2019年4月K-POP頂上決戦。BLACKPINK『KILL THIS LOVE』TWICE『FANCY YOU』編。

・BLACKPINK『KILL THIS LOVE』

アメリカの音楽フェス、コーチェラフェスティバルへの出演を間近に控えたタイミングでのリリースであり、本格的な北米進出に向けてその地位を決定的にするための勝負アルバムというのがこの『KILL THIS LOVE』の立ち位置でしょうか。
タイトル曲『Kill This Love』は前作『DDU- DU DDU-DU』に続いてBLACKPINK流トラップヒップホップと言っていい曲ですが、今回は血気盛んで勇ましいマーチングドラムとブラスを導入。少し挑発的なムードもありつつ、とんでもない熱量と気合いをサウンドから感じて圧倒されてしまいました。かっこいい!
特にブラスのインパクトの凄さといったらないですね。強烈!
さらにメンバーの歌唱、ラップもいつになく気合いが入っているような気がします。特にロゼの歌唱からはいつになく鬼気迫るものを感じます。凄まじい・・・。
その他のアルバム収録曲なのですが、意外というべきかダンス、クラブミュージックを基調としつつも、ストレートにエモーショナルな歌メロを持つUSインディーロック、UKギターロックの臭いのする曲が揃ったという印象です。
トロピカルハウス風の『Don't Know What To Do』はエレキギターサウンドがトラックの中心に据えられています。
というかサビ、ドロップ部までにいたるまでのAメロ、Bメロはギターロックと言っていいくらいの雰囲気。
ギターロックからサビでEDMへと変化する。といった風情の曲なのです。
さらに『Kick It』は、日本に青春パンクなんていう言葉がありますが、青春ラテントラップなどと言いたくなるような、青臭い切迫感と切実感を持った力強い歌メロが胸に迫ってくる曲。
この曲も突如アコースティックギターストロークによる弾き語り風のパートがラップの後に飛び出したりする面白い曲構成になっています。
そんな風にやけにギターロックの臭いがするなぁなんて思っていたら実質のラスト曲『Hope Not』はトラックがクリーンなエレキギターのみの弾き語り風バラード曲になっていて、もう包み隠さずそのまんまのギターロックじゃんという。
アヴィーチーがオーセンティックなフォークやカントリーとEDMを融合したり、ギターロックバンドがEDMなどのダンスミュージックの手法を取り入れたりということも当たり前にありますし、特段目新しい手法ということもないのでしょうが、北米進出への勝負アルバムにBLACKPINKが何故こういうテイストを選んだかというところは興味深いところですね。
しかしどの曲も自分の心の中の青臭い部分をビンビンに刺激してくるなぁ。本当に良い!
果たして女性グループ版BTSにBLACKPINKがなれるか期待です!

 

・TWICE『FANCY YOU』

妹分グループのITZYがデビューしたからか、それともいつか来るかもしれない北米進出のためか、それまでの王道ラブリーな路線から、このアルバムでは大人っぽい本格派な路線へと大胆にモードチェンジしてきました。
ガールクラッシュと言われる「かっこいい」BLACKPINKと王道アイドル的な「かわいい」TWICE。
2大巨頭というべきグループがまったく正反対なテイスト、カラーのグループであることが面白いと思っていましたし、なによりそんな「かわいい」TWICEが好きだったので少し寂しい気持ちが正直あるのですが・・・。
しかし今回のアルバムに収録された曲たちを聴いてそんな思いは説き伏せられてしまいました。
それはTWICEのアルバム史上最も本格派な雰囲気な、しかも音楽的にチャレンジングな熱量の高い楽曲が並んでいて、それにやられてしまったからです。
特にこれは!と思わされたのは『GIRLS LIKE US』と『TURN IT ON』の2曲でしょうか。
『GIRLS LIKE US』は牧歌的なピアノと口笛で幕を開けるR&Bナンバーなのですが、深く掛けられたリバーブによってどこかサイケデリックなムード。それだけでも少し不穏なのですが、サビでは追い討ちをかけるようにとてもエキセントリックなコーラスがリフレインされてサイケデリックなムードに拍車をかけるのです。攻めてるなぁと。
『TURN IT ON』は、ラウンジなムードのボサノバ風で始まり、そこからディスコ、モダンブキーへと変化し、さらにサビではアーバンなエレクトロハウスへと展開していくという、プログレッシブな構成の曲になっています。面白い!そしてかっこいい!
こういった感じでどの曲も本当に音楽的に聞き応えがあるんでよね。
ラスト曲の『STRAWBERRY』なんかは今までのTWICEの曲の雰囲気に一番近いのかな?ちょっと安心感あります。
タイトル曲『FANCY』にもTWICEらしいポップ感は残っていたりして。
これから完全に路線が変わったとしても今まで築いてきたTWICEらしさはどこかに失わずに持っていてくれたら嬉しいですね。
しかし、こういったモードチェンジのときだからこそ、いつになく楽曲に力が入りまくりなところにJYP(TWICEが所属している韓国の芸能事務所)がここまでのヒットを飛ばせる会社であることの要因が隠れている気がします。
というか、今回のブログで取り上げた4月リリースのアルバムを聴いて、そういうイズムはK-POP全体に流れているのだろなと思いました。
だからこそK-POPが世界中で旋風を巻き起こしてるのだろうと思いますね。

何度でも言わせてください。K-POP恐るべし!!

2019年4月K-POP頂上決戦。IZ*ONE『HEART*IZ』編。

2019年4月はK-POPアイドルグループのビックネームたちの新譜が相次いでリリースされました。
粒揃いの2018年デビュー組の中で最も華々しい活躍をしたIZ*ONE、そして現在の女性グループの2大巨頭ともいうべきBLACKPINKとTWICEが短い期間の間に次々とカムバックを果たし、K-POPファンにとって息つく暇もないまさにお祭り状態でした。このブログは女性アイドルの作品についてのみ書くので取り上げませんが、男性グループではあのBTS(防弾少年団)もカムバックしたのですから、ほんとにこの夢のような1か月はいったいなんだったのだろうと。
そしてどの作品もそれぞれのグループにとって勝負に打って出るタイミングでの、その気合いが伝わってくる非常に濃密で充実した力作ばかりで、今のK-POPがまさに黄金時代を迎えいるということを改めて実感させてくれましたね。
K-POP恐るべし…。

それではそれぞれの作品の感想を書いていくのですが、IZ*ONEについてはちょっと長くなりそうなのでBLACKPINKとTWICEについては後編で…。

 

・IZ*ONE『HEART*IZ』

華々しくデビューを飾ったIZ*ONEにとっては、その人気を不動のものにするためにもこのセカンドアルバムこそが本当の勝負!みたいなところがあったのでしょうか、タイトル曲『Violeta』を聞いて「これは勝ちに来てるな」と思いました。
その『Violeta』、前アルバムのタイトル曲『La Vie en Rose』にあった優雅さ華麗さ、そういった全体の雰囲気の一貫性を保ちながらグッと今っぽいEDMフォーマットの中にそれを落としこんだような曲になっているところだとか、サビ、ドロップ部がサビらしく、ドロップ部らしく最高にエモーションが高まる分かりやすい構造になっているところなどから見て、幅広い層に受け入れられるためのポピュラリティー性能の高い曲で攻めてきたなというのが最初の感想でした。そこに勝負度合いの高さを感じずにはいられません。
そしてなにより素晴らしいのはオスカー・ワイルドの童話「幸福の王子」からインスパイアされたというコンセプトの強度の高さです。
ティザー映像からMV、歌詞、ジャケットなどのアートワークにいたるまで小手先ではない徹底した世界観の作り込み、コンセプトの徹底ぶりを感じることができるのです。(説明が必要な部分も少しありますが…)
サウンドやメロディーからも今っぽいEDMながら「幸福の王子」を下敷きにした曲らしい、ファンタジックな切なさと切実さを感じることができます。IZ*ONEでしか味わえないオリジナリティも獲得しているです。
さらにさらにファンとして嬉しいのはメンバーのソロパートにも2作目にして新たな魅力を開花させたなというのを見せてくれたところです。
特にヘウォン(カンちゃん)の低音を聴かせた2コーラス目の冒頭のパートとミンジュのラップ!
このふたりIZ*ONEメンバーの中ではどちらかといえば技術的に見劣りするメンバーなのですが、そういうメンバーにもきちんと強い存在感を発揮できる場面があるというのが嬉しいじゃないですか。こういうのが見たくてグループアイドル好きやってるんだよ!と言いたくなりますね。
その他アルバム収録曲で出色は『Highlight』でしょう。
性急で前のめりなビートから始まり、一旦トラップヒップホップ的なビートで落としておいてからミニマルで近未来的なハウスへと展開していくという、まったく質の違う3つのビートを無理やりくっつけた、プログレッシブで音楽的にかなりチャレンジングな曲。しかしこれが本当にかっこいい!

全体的に洗練された大人っぽい雰囲気の曲で、若いメンバーが多いIZ*ONEにとってもチャレンジングな曲でしょうが、みんなきちんと歌いこなしていて素晴らしいですね。
【青い月 それさえも私にとってピンライト】と歌うチョユリパートに鳥肌!イェナのラップもいい。

トロピカルハウス風の『Hey.Bae. Like it.』と『UP』、元Wanna oneのイデフィプロデュースの『Airplane』と、かわいらしいダンスポップ曲もきちんと用意されています。

『UP』は壮大なスケール感と、終盤には大団円感もあってこれはコンサートの終盤にパフォーマンスされたら凄く良さそう!
メンバーのミンジュと本田仁美ちゃんが作詞を手掛けた美しいアコースティックバラード『Really Like YOU』も素晴らしい。まるでラブソングのようにIZ*ONEメンバーの絆を歌った歌詞はファンなら涙物です!
日本デビューシングルに収録された『猫になりたい』『ご機嫌サヨナラ』も韓国バージョンに翻訳されたものが収録されてます。
オリジナルからまさに大胆に変化させた韓国語詞をメンバーのミンジュとチェヨンが書いていて、歌唱もメンバー全員でおこなわれています。
2作目にしてメンバーが作品作りに関わり始めてこういうのが聴けるのもファンとしては嬉しいですね。しかしこうやって作品作りにメンバーが関わることは韓国ではどうも普通のことっぽいです。

さらにまだまだ言いたい事はあるのですが、とにかくすべてが素晴らしい作品でますますIZ*ONEに対する熱が高まってしまいましたね。IZ*ONE最高!

そしてCDの売り上げや、配信のチャートアクション、各音楽番組のチャートでの1位獲得数も前作を大幅に上回る結果で、きちんと勝負に出て結果を残すのですから本当に凄い。

活動期間は限られてますが、どこまでこの勢いが続くかほんとに注目ですね!

CLC、(G)I-DLE、LOONA、ITZY。2019年1~3月リリースのK-POPヨジャグル新譜まとめ

 IZ*ONE、BLACKPINKにTWICEと4月以降のカムバックに大ネタが控えていて楽しみすぎるんですが、その前にリリースされた新作にいくつもの傑作が・・・。

知れば知るほどK-POP恐るべし・・・。

 

CLC『No.1』

youtu.be

リード曲の『No』がとにかくむちゃくちゃかっこいい!緊迫感あふれる攻撃性と間口の広いポップ性を両立させた傑作です。キャリアに裏打ちされた格調高さなんかも感じられていいですね。「ハンドバック」「赤い口紅」「愛嬌」といった女性について回る様々なワードに対してことごとく「NO」をたたきつける歌詞のメッセージ性も強烈です。

CLCはこの曲で音楽番組のチャートで念願だったグループ初の1位を獲得。クオリティの高い楽曲を世に放ちそれが正当に評価されるという、まさしく「正義が勝つ」な理想的な流れはたくさんのアイドルやその楽曲制作に携わる人たちに勇気を与えたんじゃないでしょうか。本当に素晴しい!

その他アルバム収録曲では、派手なピアノ音色によるドロップがキャッチーな歌モノEDM『SHOW』、歪んだベースがトラックをリードする艶っぽいR&B『Breakdown』、アーバンな雰囲気のハウスナンバー『I Need U』と、どれもが間口の広いポップで高クオリティな仕上がりになっていて、売れるのも納得!

 

 

 (G)I-DLE『I made』

 

CLCと同じ事務所CUBEエンターテイメントに所属する妹分グループ(G)I-DLEの新作も傑作でした!

CUBE勢の楽曲の充実ぶりがすごい!と思ったら、CLCの『No』はこのグループのリーダーであるソヨンの作詞作曲だったという・・・。そうこの(G)I-DLE、メンバー自ら作詞作曲に携わる自作自演アイドルなのです。

そのソヨンが手掛けたリード曲『Senorita』はラテンテイストの妖艶なダンスナンバーになってます。サビのあとにジャジーに響くブラスによるドロップが追い打ちをかける展開が最高に気持ちいい!

アンビエントなトラックにのせて切ないメロディーを情感たっぷりに歌い上げるミドルバラード『Put It Straight』、軽やかなジャズボーカル風『Give Me Your』あたりは、他のK-POPアイドルとはちょっと違うセンスの良さを見せつけてくれたりしてなかなかいいですね。

しかしなんといってもこのアルバムで最高に素晴しいのはラストナンバーの『Blow Your Mind』でしょう!

肩の力が抜けたカジュアルな雰囲気のソウル、R&Bナンバーなのですが、音数が少ない隙間の多いトラックが今っぽくってほんとにオシャレでセンスいい!「ここで最高の盛り上がりがくるか!」と思いきや、ファニーなヒューマンボイスによるドロップですかしてくるとこなんかも最高!この曲のセンスの良さと、アイドルらしいかわいさあふれるビハインド映像風MVでこのグループのこと好きになっちゃいましたね(笑)

 

・LOONA『[XX]』

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このアルバムはとにかくリード曲『Butterfly』に尽きる!

深く深くかけたリバーブが荘厳かつ繊細な雰囲気を醸し出す美しくも切ない歌モノEDM。

胸に迫ってくる名曲です!

ドロップ部のちょっと超人的な鳥肌物のファルセットボイスなど、音のひとつひとつの世界観の構築具合がどれも半端ないレベルですね。恐るべし・・・。

大所帯グループだからだせる振り付け、パフォーマンスの迫力も素晴らしいですよ!

その他の収録曲も、『Butterfly』の世界観を汲んだ美しい曲が並んでます。

 

・ITZY『IT'z Different』

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TWICEの妹分グループのITZYがデビュー。今のところの2019年最大のK-POP女性グループヒット曲は『DALLA DALLA』ということでいいのでしょうかね。

独特なサウンドのシンセベースがリードする隙間の多いトラックは攻め攻め。なのに全体的にはものすごくキャッチーでポップという。ぐうの音もでないほどの高クオリティの楽曲。それに洗練されたパフォーマンスとビジュアルも加わって新人なのにちょっとかわいげがないくらいです(笑)

ダンスブレイクでのアメリカンなチアリーディング風掛け声が入ってくるあたりは、TWICEのデビュー曲Like OOH-AHHやYES or YESを思い出させて、しっかりJYPの遺伝子を受け継いでいるなという感じでいいなと思いました。

カップリングの『WANT IT』は今時ちょっと珍しいローリングストーンズ風のギターリフがリードするロックなダンスナンバー。意外と新鮮に聞けちゃいましたね。

しかし、このITZYの速攻のブレイクの要因は、やはりTWICEの妹分、JYPの新人という部分による注目度の大きさだろうなと。TWICEとJYPが築き上げてきたブランド力の賜物というか。

ITZYのデビューによってTWICEの凄さも改めて実感した次第です!

 

 

 

 

 

IZ*ONE『好きと言わせたい』

 

真っ先に結論から言ってしまえばIZ*ONE
の日本デビュー曲『好きと言わせたい』はやや期待外れな出来の楽曲といわざるおえません。
IZ*ONEの日本活動用の楽曲は秋元康プロデュース。というのはPRODUCE48が始まった時点での規定路線。
それについては今さらどうにもならないことだと理解しつつ、個人的には48、46系列の楽曲のテイストと同じような物が当てがわれたら嫌だなという、ずっと抱いていた不安が的中してしまった格好です。
メロディーやアレンジがどうとか言う以前の問題で、そもそもちょっとこの曲、時代遅れな感じがしてしまう。要は古くさい歌謡曲に聞こえちゃうんです。
K-POPアーティストがなぜ世界中で旋風を巻き起こしているかと言えば、それは今の時代の先端、ど真ん中を行くEDMやヒップホップのサウンドを取り入れて、欧米のアーティストと遜色ないクオリティの楽曲をパフォーマンスしているからです。
それと比較すると『好きと言わせたい』はそういう部分がまったくない。圧倒的にスケールが見劣りしてしまうような気がします。
日本での活動向けの楽曲なのだから別に日本国内でウケればいいという考えで、48、46系列の楽曲を作るときと何も変わらない、いつものシフトで曲を作っているのだとしたら、IZ*ONEという世界中にファンがいるグローバルな人気のアーティストを扱う態度してあまりにも志が低すぎるのでは?もっとはっきりいえばただの怠慢だと思います。
まぁK-POPアイドルが日本のアイドル的な楽曲をパフォーマンスすることの新鮮さ。みたいなものがあることは否定しないですが。
せめて歌割りに工夫、それぞれのメンバーのソロパートがもっとあればなぁ…。
メンバーのパフォーマンス、振り付け、MVは素晴らしくてそこは救いだと思います。
CD全タイプに収録のカップリング『ケンチャナヨ』もなんとも微妙で…。

とここまでならIZ*ONEの日本デビューに対して複雑な思いのままでずっと過ごしてしまうところでしたが、なかなかに良い収穫もきっちりありましたよ!

それが通常盤Aのみ収録の『ご機嫌サヨナラ』と、通常盤Bのみ収録の『猫になりたい』

いやぁこの2曲がほんとにいいんです!

『ご機嫌サヨナラ』はかわいらしい爽やかなダンスポップ。
きらびやかなシンセの音といい、きっちりダンスミュージックしているビートといい、ケレンミたっぷりの楽しいサビメロといい胸が踊ってきます。
ソロパートをリレーしていくところでエモーションが高まっていく終盤の展開も良い!
編曲を手掛けた早川博隆氏はPRODUCE48の課題曲でもあり、韓国でのデビューアルバム『Color*IZ』にも収録された『好きになっちゃうだろう』も手掛けた方。
なるほど。なかなか良く分かってらっしゃる方のようですね!

『猫なりたい』は、グッとテンポが抑え目で、シンセやリズムがシンコペーションしているムーンバートン風ナンバー。アンニュイな雰囲気の心地良さの中に、ほのかな切なさが隠れている感じが素晴らしい!
控え目ではありますが、表題曲では封じられているチョユリの伸びやかなボーカルが聴けるのも嬉しい限り。
今回のシングル収録曲の中では最も「今っぽい」サウンドの曲で、音楽的に『La Vie en Rose』に近いかな…。
作編曲を手掛けたShintaro Fujiwara氏のTwitterプロフィールを見ると、どうやらK-POPやEDMをきちんと消化しているクリエイターの方のようです。個人的には今後は表題曲もこの方に任せてみたら?と思います!

そしてさらに嬉しいことに『ご機嫌サヨナラ』と『猫になりたい』はMVまで作られていて、これが最高にかわいくて素晴らしいのですよ!
なんだかんだ、この2曲のおかげで表題曲のがっかりさが相殺されるどころか、ちょっとプラスに転じて、日本でのデビュー曲にまつわる色々な活動を晴れやかな気持ちで楽しめるようになったのだから、この2曲には本当に感謝ですね!

なんちゅうブログ書いてるぅ YOU KNOW?年間ベスト2018! 5位から1位!

5位以外は当ブログにてすでに詳しく書いたものを投稿済みですのでそちらを読んでいだけたら幸いです。なのでサクサク行きたいと思います。 

 

5位 ハコイリムスメ『エトワールを夢見て』(シングル)

K-POPやその他の本格派アイドルも良いですが、やはり未完成なもの、拙いものを愛でるという独特な日本的アイドル文化を体現するアイドルもやはり良いものです。

その部門で今年いちばん自分が胸ときめいたのがこの『エトワールを夢見て』ですね。

フレンチポップの香りが少しただよう爽やかな曲調に、メンバーの拙いながらも一生懸命な歌声。それが合わさることによってアイドルソングでしか味わえない良さがこれでもかと溢れてくるのです。

 

4位 IZ*ONE『COLOR*IZ』(アルバム)

 過去記事はこちら

bossykyk.hatenablog.com

最近はIZONEの動画ばかり見てる日々…。はまってます!2019年、本格的に日本での活動が始まるので楽しみですね!

 

3位 predia『ファビュラス』(アルバム)

過去記事はこちら 

bossykyk.hatenablog.com

 

2018年末にメンバーのうち4人が脱退するというニュースが…。とても残念です。2019年の動向に要注目ですね。

 

2位 こぶしファクトリー『これからだ!/明日テンキになあれ』(シングル)

過去記事はこちら 

bossykyk.hatenablog.com

 

アカペラ動画の再生回数の伸びも快調。

こぶしの良さが徐々に認知されてきた実感があります。この方向性はやはり間違ってなかった!と言いたくなりますね。

念願だった単独ホールコンサートも決まりましたし、2019年飛躍の年にしてほしいです!

 

1位 TWICE『What is Love?』(ミニアルバム)

過去記事はこちら 

bossykyk.hatenablog.com

 

2018年は韓国で3度のカムバック、日本でシングル、アルバムのリリースに、世界ツアーに日本国内をまわるアリーナツアー。ほんとうに忙しかったみたいで、メンバーみんな疲れ果ててしまった時もあったみたいですね。

そんな中でもonceへの感謝の言葉を口にしてくれるメンバーに逆にこちらが感謝しかないという感じです(泣)

そんな感謝の気持ちをこめての1位!文句なし!

ほんとうにお疲れ様です!


 

 

 

 

 

 

 

 

なんちゅうブログ書いてるぅ YOU KNOW?年間ベスト2018!10位から6位!

初めての試みをやってみたいと思います。と言ってもありがちな個人的な年間ベストを発表するというものですが。

今までもハロプロ楽曲大賞アイドル楽曲大賞への投票内容をブログで書いてきたのですが、今回書く年間ベストは、ハロプロハロプロ以外のアイドルもK-POPアイドルもすべてごちゃまぜにした当ブログ的年間ベストです。

さらにひとつの曲単位という縛りはなくアルバム、シングル、配信限定曲などと形態もごちゃまぜにしてます。

アルバム全体で、カップリング曲と合わせて、ひとつのパッケージングで見えてくる重要性や意味があると思いますしね。さらにそういった部分をたった一曲でぶち破る曲もあったりしたらそれはそれでおもしろいですし。

それでは今回は10位から6位までを!

 

10位 つばきファクトリー低温火傷/春恋歌/I Need You~夜空の観覧車~』(シングル)

ハロプロかわいい系楽曲の新たな扉を開いた『春恋歌』と『I Need You~』の2曲が素晴らしかったですね。古風でありながらフレッシュさもある『春恋歌』、あややの『100回のKiss』やモーニング娘。さくら組の『晴れ雨のち好き』といった切なくも甘酸っぱいラブバラードの系譜上にありながら、今っぽいエレクロトロサウンドで現代的にその路線をアップデートしたような『I Need You~』。

ハロプロや70年代、80年代アイドルの伝統を受け継ぎながらも、今までにないフレッシュさも感じさせるというところにこのシングルの意義があるし、つばきファクトリーというハロプロでも新人に近いグループに求めて行きたい部分でもあります。

 

9位 DEVIL NO ID『BANDANA-Masayoshi Iimori Remix』(配信限定)

https://youtu.be/mh1GV3g_Xu4

こぶしファクトリーprediaが出演した対バンイベントで初めてDEVIL NO IDのパフォーマンスを見たのですが衝撃的でしたね。

今年一番の発見でした。

メンバーのパフォーマンスも良かったですが、とにかく攻撃的でアイドルだからと変にポップにしようとかそういう余計な配慮がないクオリティの高いEDM楽曲の数々がとにかくかっこ良かった。

今回9位に選んだこの曲もパフォーマンスしてたのですが一番印象に残りましたね。 

ゴリゴリのトラップ、ダブステップに子どもラップが乗るアンバランスさに頭がクラクラしてきます。これからも注目していきたい!

 

8位 鈴木愛理『Do me a favor』(アルバム)

これだけの歌って踊るアイドルたちが出て来ているのですから、その中からポスト安室奈美恵やポスト木村カエラになるような存在がそろそろ現れてもいいのになと思います。本格派アーティストでありながら、アイドル的なポップアイコンとしての存在感をも放つそんな子が…。

それをいえば鈴木愛理がそういう存在になりうる器だというのは誰も知っているし、期待してしまうところ。

それに対して、そこへ向かう第一歩として、100点満点に近い回答をこのアルバムで示せているという意味においてこのアルバムは2018年の重要作のひとつなんじゃないでしょうか。

本格派アーティストとして一歩を踏み出しただけでなく、ダンスサイドとロックサイドという両輪をどちらも並立して高いレベルで成立させてしまうという離れ技すらやり遂げようとしているのですからほんとに凄い!

これからが本当に楽しみになります!

「まだ憧れの途中」「頂きを目指す」と宣言する前のめりで攻撃的なダンスナンバー『DISTANCE』、本格派シンガーとしての実力を流麗なファルセットで冒頭に叩きつけるスウィングでポップなダンスナンバー『Good Night』、アイドル的なかわいらしさとオルタナティブギターロックが融合した赤い公園とのコラボ曲『光の方へ』、トラップ風トラックが「今」っぽい『perfect timing』当たりがお気に入りトラックです!

 

7位 BLACK PINK『SQUARE UP』(ミニアルバム)

YouTubeのMV再生回数は軒並み億越え。世界中にファンがいるBLACKPINK。アメリカのビルボードチャートで1位になったBTSと同じく、きちんと現代的なヒップホップ、R&B、EDMのトレンドのサウンドを取り入れているということもあって、女性グループでBTSのような存在になれるとしたらBLACKPINKかなという気がします。

トラップヒップホップというトレンドに接近しながらもどこかアジア的でエキゾチックな雰囲気が魅力なリードナンバー『DDU-DU-DDU-DU 』がとにかくかっこいい!

しかし自分がそれよりグッときたのはトロピカルハウス寄りなムーンバートン『Forever Young』です!歌メロにもパワーと強度があって名曲っぷりが凄い。何かのライブ映像で見たんですが、この曲でシンガロングが起こっていて鳥肌立ちましたね~。

 

6位 ONEPIXCEL『Girls Don't Cry』(シングル)

世界的トレンドのサウンドに接近しているといえばONEPIXCELの最新シングルも中々のものです。

強い女感を強調した、ムーンバートン、ディープハウス風のシリアスなダンスナンバー『Girls Don't Cry』、胡弓の音が印象的なピースフルなトロピカルハウス風『TURN ME ON』、さらにRemix曲のふたつと、収録曲のどれもが2018年のど真ん中を行くような、世界標準、世界規格の楽曲になっています。

こうなったのはカナダや台湾など海外で公演を行ったことも影響しているのかなと。ONEPIXCELの楽曲は常に志が高かったと思いますが、このシングルでは一歩高いレベルに行った気もします。この調子で頑張ってほしいですね!